闇金に申し込んだ後や返済が遅れた後に、「緊急連絡先に電話する」「家族や職場にバラす」などと脅されることがあります。
この段階になると、恐怖や焦りで判断が荒くなり、かえって状況を悪化させてしまう人も少なくありません。

結論から言うと、緊急連絡先への連絡は「してほしくない」という気持ちにつけ込まれやすい一方で、対応の順番を守れば被害の拡大を抑えられる可能性があります。
この記事では、脅しの狙いと、家族や職場への連絡に発展させないための対応手順を解説します。

闇金が緊急連絡先に電話する狙い

闇金が緊急連絡先を使うのは、確認のためではありません。
あなたを追い詰め、支払いを急がせるための圧力として使われることがあります。

  • 恥や恐怖で判断力を落とし、即決で支払わせる
  • 家族や職場からあなたに支払いを促させる
  • 周囲から情報を引き出す(勤務先、住所、生活状況など)
  • 「次は誰に連絡するか」を段階的にエスカレートさせる

ここで焦って動くほど、相手のペースに乗りやすくなります。

まず確認:緊急連絡先がどこまで渡っているか

対処の優先順位は、闇金が把握している情報で変わります。
当てはまるものを整理してください。

  • 申し込み時に緊急連絡先として家族の番号を教えた
  • 職場の同僚や上司を緊急連絡先にしてしまった
  • 相手が「誰に電話するか」を具体的に名指ししている
  • すでに一度、緊急連絡先へ連絡された
  • 身分証や勤務先情報も渡している

身分証や勤務先などの情報も渡している場合は、家族や職場への連絡に発展しやすくなります。
まずは、個人情報を渡してしまった場合の基本対応も押さえてください。

闇金に個人情報を渡してしまった:身分証・口座・勤務先を送った後の対処法

やってはいけない対処

緊急連絡先の脅しが出たとき、次の行動は状況を悪化させやすいです。

  • 怖くて無理に支払う
  • 相手と長時間交渉し、会話の中で情報を増やしてしまう
  • 「いつ払うか」を安易に約束する
  • 緊急連絡先を差し替えるつもりで、別の番号を渡す
  • 穴埋め目的で、別の闇金や個人融資、後払い等に手を出す

「一回払えば静かになる」と考えるほど、次の請求や次の脅しにつながることがあります。

緊急連絡先への連絡を広げない対処手順

ここからは、すぐにできる順番でまとめます。

1. 証拠を保存する

「緊急連絡先に電話する」と言われた文言、LINEやSMS、通話履歴、相手の番号、日時を保存してください。
緊急連絡先に着信が入った場合も、着信履歴やメッセージ内容を保存します。

2. やり取りは必要最低限にする

相手は会話を続け、周囲の情報を引き出そうとします。
返すとしても短く事実だけに留め、家族構成、勤務状況、住所の詳細などは必要以上に話さない方が安全です。

3. 緊急連絡先へ「最低限の共有」をする

大事なのは、緊急連絡先側が相手と会話を続けない状態を作ることです。
伝える内容は最小限で構いません。

  • 不審な連絡が来る可能性がある
  • 個人情報は答えない
  • 折り返さない
  • メッセージや履歴は保存しておく

緊急連絡先の人が「事情を聞こう」と会話を続けると、情報が抜かれやすくなります。

4. 家族や職場への連絡が心配なら、先回りで備える

緊急連絡先への脅しは、家族や職場への連絡とセットで出てくることがあります。
不安が強い人は、先に関連記事で備えを固めてください。

5. 鬼電や連投が強いなら、精神的な負担を先に減らす

緊急連絡先の脅しと同時に、鬼電やLINE連投が強くなることがあります。
判断力を守るため、先に「連絡の負担を軽くする対処」も確認してください。

6. 相談先につないで状況を整理する

緊急連絡先への連絡が絡むと、本人だけで抱えるほど誤対応が増えやすいです。
早めに相談先へつなぎ、今の状況で何を優先すべきか整理してください。

  • 警察相談専用電話(#9110)
  • 消費者ホットライン(188)
  • 法テラス(法律相談の案内)

完済後の追加請求や完済止めが絡む人へ

緊急連絡先への脅しは、追加請求や完済止めの局面で強くなることがあります。
不安が強い人は、先に関連記事の内容も確認しておくと安心です。

まとめ

闇金の「緊急連絡先に電話する」という脅しは、羞恥心や恐怖心で判断を誤らせるために使われることがあります。
焦って支払ったり、相手と会話を続けて情報を増やしたりせず、証拠の保存と緊急連絡先への最低限の共有で被害の拡大を抑えることを優先してください。
不安が強いほど、早めに相談先へつないで状況を整理した方が安全です。